2017年8月29日

ミートボールスパゲッティをタランティーノがつくったら?映画「キル・ビル」のパロディ料理動画

タランティーノ」ってなんだかスパゲティの種類みたいですよね。

ハリウッドが誇るエンターテイメントの巨匠クエンティン・タランティーノ監督ミートボールスパゲッティを作ったらどうなるのか?

そんなグルメ界にあるまじき料理動画が話題を呼んでいます。

パロディ料理動画「What if Tarantino made Spaghetti & Meatballs?」


(動画引用・出典:Youtube動画「What if Tarantino made Spaghetti & Meatballs?」より – https://goo.gl/44nZM7)

2003年に公開されたチャンバラ・アクションエンターテイメントの最高峰とも言えるハリウッド映画「キル・ビル」のテーマをバックに、ミートボールスパゲッティの調理風景が描かれたこの動画。

普通のグルメ料理動画と一味違うそのポイントは、このミートボールスパゲッティをつくっているのが「もし、クエンティン・タランティーノだったら」という点です。

「What if Tarantino made Spaghetti & Meatballs?」

「(訳:もしタランティーノがミートボールスパゲッティを作ったら?)」

…と題されたこの動画、公開から同時に瞬く間に拡散していきました。

クエンティン・タランティーノ風に描かれたミートボールスパゲッティ

冒頭、映画「キル・ビル」のあの曲にあわせて登場するミートボールスパゲッティ

画面が真っ赤に染まり、過去の記憶がフラッシュバック!

調理(バイオレンス)シーンでは、新鮮な若いトマトのへたから上がスパリと斬られ、スプラッタ映画さながらに赤い液体が噴出します。

無意味な効果音と共に、ギュッ、ギュッ、とよくこねられたミートボールの餡

パスタが真っ二つにポキポキと折れるシーンがスローモーションで描かれます。

ぐつぐつ、グツグツと、煮えたぎるトマトソース。

乱暴に、打ち捨てられるかのように盛り付けられたトマトソースパスタ。

出来上がったミートボールスパゲッティ・・・その姿をカメラがズームアウトしていくと・・・。

タランティーノ映画さながらの「後には何も残らない」といった惨劇が厨房に広がっていました。

映画「キル・ビル」をモチーフに、ミートボールスパゲッティでタランティーノ作品を表現

映画「キル・ビル」をモチーフとして、ミートボールスパゲッティという料理をテーマに、クエンティン・タランティーノ監督作品を表現する、といういささか複雑なこの動画。

こうして料理動画として見てみると、タランティーノ作品の表現に「ミートボールスパゲッティ」というアメリカ流とも言えるパスタを選ぶあたり、食と映画にかける制作者の情熱が伝わってきます。

「ミートボールスパゲッティ」というイタリアパスタは存在しない?

そもそも、「ミートボールスパゲッティ」という料理は、イタリアのパスタ料理ではないことをご存知でしたか?

実はこの「ミートボールスパゲッティ」、正式には「スパゲッティ・ウィズ・ミートボール(Spaghetti with meatballs)」と呼ばれるれっきとしたアメリカ料理文化の1つなのです。

映画「パルプ・フィクション」、「レザボア・ドッグス」、「キル・ビル」に見ることのできる、60年~80年代の退廃的なアメリカのチープな空気感に、サムライ、カンフー、イタリアンマフィアのテイストをごちゃまぜにしたような作風。

映画監督出身のハリウッド・セレブたちの中で比べて見ると、文化人然としない、異色の存在感を放つクエンティン・タランティーノ監督は、自分自身のことを「強烈な映画オタク」として評しており、そんなタランティーノ監督をパロディにした「料理動画」のメニューとして、トマト缶とミートボールで大雑把に作るアメリカ料理「ミートボールスパゲッティ」はピッタリのモチーフだったのかもしれません。

フィクションに登場するミートボールスパゲッティ

フィクションに登場する「ミートボールスパゲッティ」で、最も有名なのが「ルパン三世」に登場するミートボールスパゲッティではないでしょうか。

ルパンと次元が、大皿に盛られたミートボールスパゲッティを奪い合ってケンカするシーンは映画「ルパン三世 カリオストロの城」の作中で描かれたワンシーンで、以来、あらゆるグルメレシピで「ルパン三世のミートボールスパゲッティ」が有名になりました。

他にも、ディズニー映画「わんわん物語」で、1皿のミートボールスパゲッティをデートにやってきた2匹の犬が分け合って食べる、という有名なシーンがあります。

トランスフォーマー監督マイケル・ベイがワッフルを作ったら?

この映画監督パロディの料理動画、同じ作者がシリーズ化して展開しているようで、映画「トランスフォーマー」で知られるマイケル・ベイ監督がワッフルを作ったら?、というバージョンもありました。

やはり冒頭からトランスフォーマーのテイストが全面に押し出されたワッフル料理動画。

泡だて器のメカニカルな効果音や、ベーキングパウダーの無意味な爆発など、トランスフォーマーを彷彿とさせるようで、同監督の映画作品を愛するファンからも絶賛の嵐を受けています。

よい子のみんなは食べもので遊んではいけません

今回のパロディ料理動画、幸いなのは、動画の節々に、「映画」のみならず「料理」そのものへの愛やリスペクトが感じられることです。

出来上がった料理も美味しそうなあたり、タランティーノやマイケル・ベイのように、「憧れの映画監督になったつもり」でノリノリに料理をしてみるのも面白いかもしれません。

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