2017年9月4日

ドライフルーツの栄養と魅力|美容と健康にホントに良いの?果物ごとにギュッと凝縮される特徴と栄養価

「乾燥」を意味する「Dry(ドライ)」と、「果物」を意味する「Fruit(フルーツ)」。

2つの英単語をあわせて出来た和製英語の「ドライフルーツ」。

果物果実を、天日干しや砂糖漬けなどで乾燥させることで、保存食として親しまれてきた古くからある伝統的な乾燥食品保存食の1つです。

「美容と健康に良い」とされ、近年のオーガニックフードといった流行からも注目集めているドライフルーツですが、ドライフルーツができるまでに、果実にどのような変化があるのか、果物ごとの栄養価など、「なぜ美容と健康に良いのか?」というポイントには意外と知られていない部分も多くあります。

そんな、優れた乾燥食品・保存食であるドライフルーツの魅力についてご紹介します。

ドライフルーツは乾燥によって栄養価が凝縮される

ドライフルーツは乾燥によって栄養価が凝縮される

新鮮なフルーツの水分を抜くことによって、果物に含まれる栄養価をギュッと凝縮。

全体のカサや質量は、抜けた水分の量だけ減ってしまいますが、果実に含まれる栄養価を残し、長期の保存食にすることができます。

その栄養価成分は、水分が抜けたドライフルーツ凝縮されて残り、グラムあたりの栄養価は、生の食品と比べて3~10倍と非常に高い栄養価を含む食品となります。

そのままでも多様な種類の栄養素をふくむフルーツが、果実乾燥させ、ドライフルーツとなることにより、ほんの少しの量でも、おいしく、効率的に、高い栄養価をとることができることになります。

栄養価が多く含まれる皮もおいしく食べられる

栄養価が多く含まれる皮もおいしく食べられる

ドライフルーツ独特の良さの1つに「乾燥させることで、栄養価が多く含まれる皮もおいしく食べられる」というポイントがあります。

例えば秋・冬のコタツに並ぶ定番のフルーツでもある「蜜柑(みかん)」。

蜜柑(みかん)に含まれる栄養素「ビタミンA」「ビタミンB群」「ビタミンC」「ビタミンE」をはじめとしたビタミン類や、蜜柑(みかん)由来のポリフェノールである「ヘスペリジン」といった脂肪分解効果を持つ栄養素、さらに、柑橘類独特の香り成分などは、その果実よりも、表皮や薄皮の部分に多く含まれると言われています。

「皮の部分に栄養がある」…と言われても、なかなか表皮を食べる機会の少ない「蜜柑(みかん)」ですが、乾燥させたドライフルーツとなることで、レモンピールを味わうように、その深い味わいと香りを楽しみながら、手軽に「皮に含まれる高い栄養価」をとることが出来ます。

野菜を例に挙げると、果物や野菜のなかには「栄養価の大部分が表皮や薄皮に集中している」といった食材も少なくなく、「皮に含まれる高い栄養価」をおいしく楽しむことができるドライフルーツが「健康に良い」と言われる理由の1つとなっています。

同じ重量で比較すると、生の果物よりも高い栄養価に

【ビタミンC】 栄養価
マンゴー 20mg
マンゴー(ドライフルーツ) 60mg
【カルシウム】 栄養価
パイナップル 10mg
パイナップル(ドライフルーツ) 31mg
【食物繊維】 栄養価
マンゴー 1.3g
マンゴー(ドライフルーツ) 3.5g
パイナップル  1.5g
パイナップル (ドライフルーツ) 4.5g
【β-カロテン】
マンゴー 610μg
マンゴー(ドライフルーツ) 1200μg

新鮮な生の果物ドライフルーツ同じ重量あたりに含まれる栄養価の比較が上記のもの。

マンゴードライフルーツで比較した場合、ビタミンCが3倍、食物繊維が約2.7倍、β-カロテンが約2倍と、グラムあたりの栄養価が非常に高く、少しの量でもたくさんの栄養を取ることが出来ることがわかります。

水分が抜けることで発生する抗酸化作用

ドライフルーツができるまでに、果実の水分を抜く過程で、水分と一緒にビタミンなどの諸成分が微量ながら失われてしまいます。

その一方で、ドライフルーツの代名詞でもある「レーズン(干しブドウ)」や「りんご」「ブルーベリー」などを中心に、ポリフェノール食物繊維といった栄養素が豊富になるものがあることがわかっています。

ドライフルーツが持つ高い栄養価なかでも、最も注目されているのが、ポリフェノールビタミンAビタミンEといった「抗酸化作用」を持つ栄養素が高まる点です。

ドライフルーツの色素部分に含まれている「ポリフェノール」は、ブドウを原料とするフランス・イタリアの長寿の秘訣「赤ワイン」にも見ることができる栄養素。

フルーツごとに含まれる、赤、黄、青、紫など様々な色素には、植物が紫外線や病気などから自分たちを守るための物質として「抗酸化作用」をもつ「ポリフェノール」が多く含まれています。

この「抗酸化作用」とは、動脈硬化や脳梗塞を防ぎ、ホルモンを促進させる作用があるとして、1992年頃のフランス・ボルドー大学をはじめとした研究が進められており、食物繊維や5大栄養素に次ぐ新たな栄養素と言われています。

また、水分を多く含む生の果物とは異なり、血行を促進することで全身を暖める作用もあり、体を冷やしてしまうこともありません。

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