2018年3月22日

音で楽しむ料理…100万回再生された苺レアチーズケーキの動画がスゴい!

トントントン…グツグツ、コトコト。料理をするキッチンには様々な「おいしそうな音」が鳴り響きます。

そんな「料理」にスポットライトを当てたある料理動画が話題を呼んでいるのをご存知ですか?

100万回再生されたという苺レアチーズケーキの動画

BGMの無い動画が流れる中、ただひたすらに、ケーキをつくる様子が描かれています。

よくある料理動画とほんの少しだけ違うのが、料理をする際にこぼれ聞こえてくる「音」が鮮明に聞こえてくる点でした。

100万回再生された苺レアチーズケーキの動画


(動画引用・出典:ニコニコ動画 – 「[音フェチ]苺のレアチーズケーキ」より http://www.nicovideo.jp/watch/sm28587110)

「サクッザクッ!カリカリッ!」

「ザッザッザッ!」

ガラスのボウルにクッキーを割って、レアチーズケーキの土台をつくる音。

「スッスッ、トン!」

みずみずしいイチゴを包丁で二つに切っていく音。

「カチャカチャ、チャッチャッチャッ!」

生クリームをかき混ぜる時の音。

ヘッドホン推奨」「音フェチ」といったタグがつけられたこの料理動画は、瞬く間に100万回再生を達成し、新しい料理動画の切り口の一つとして話題を呼んでいます。

その料理の手際や出来栄え、映像から見ることのできるクリアな空気感もさることながら、何と言ってもこの動画の魅力は「料理をする際に聞こえてくる音」。

ただただシンプルに、丁寧に料理をつくる動画なのですが、2015年ごろからその魅力の虜となったユーザーを中心に、密かな人気を集めていました。

フランス在住の料理人・えもじょわさんが動画配信

フランス在住のキュイジニエ(料理人)

レシピ、料理の科学、キッチンツール、フランス関連、その他雑記などを綴っています。 

YouTube、ニコニコ動画に料理動画も投稿しています。

(引用・出典:EMOJOIE CUISINE公式サイトプロフィールより – http://emojoiecuisine.hatenablog.com)

動画を配信しているのは、フランス在住の「えもじょわ」さん。

自らを「キュイジニエ(フランス語で料理人)」としている氏は、KADOKAWA文庫からレシピ本も出版されているプロの料理人です。

ムッシュえもじょわなのか?マダムえもじょわなのか?という疑問が沸きましたが、Webメディア「BBTV」の取材では、日本人男性であることが明らかにされています。

Youtubeの公式チャンネル「EMOJOIE CUISINE(エモジョワ・キュイジニエ)」は、月間再生数156万回再生を誇り、今や料理界きってのYoutuberでもあります。

感動(émotion)」「喜び(joie)」という2つのフランス語を組み合わせた造語「EMOJOIEえもじょわ)」と、「キッチン(Cuisine)」を意味するフランス語をあわせた「EMOJOIE CUISINEエモジョワ・キュイジニエ)」を運営し、料理の腕のみならず、映像美と美しいサウンドにこだわった動画を配信することで知られています。

料理人になったきっかけは祖父、「映像は独学で学んだ」


(動画引用・出典:Youtube公式チャンネル「EMOJOIE CUISINE」- 抹茶マカロンのつくりかた https://www.youtube.com/watch?v=JtZ9xb4mZJI)

「料理人になったきっかけは、大正生まれの祖父でした。高校生になったある日、お腹がすいたという祖父にインスタントラーメンを作ってあげたんです。こんがり強火で炒めた野菜炒めを添えた野菜ラーメン、それを食べた祖父が開口一番、『お前には料理の才能がある』と言ったんです。(笑)その一言が料理人になったきっかけでした。」

(引用・出典:BBTV 2016年11月 特集記事のインタビューより – https://goo.gl/Mxez9Y)

えもじょわさんの動画の特徴は、繊細な料理の美しさを、ハイクオリティな映像美によって描き出す点にあります。

今では、公式チャンネルでの配信動画も、プロ顔負けの編集技術と美しく清涼な「CUISINE(キュイジニエ)」の空気感が伝わってくるような出来栄えですが、配信スタート時点では、映像や音響に関する知識も経験も全くない、アマチュアの状態だったそうです。

「1番大変だったのが抹茶のマカロン。調理の様子を色々なアングルから見せたくて、カメラの位置を変えて繰り返し撮影しました。」

BBTYのインタビュー記事に語られているえもじょわさんの言葉からは、「CUISINE(キュイジニエ)」の名に恥じない、繊細で優れた腕をもった職人肌な一面を垣間見ることが出来ます。

音で楽しむ料理動画いろいろ

えもじょわさんの「EMOJOIE CUISINE(エモジョワ・キュイジニエ)」によって一躍注目を集めている「音で楽しむ料理動画」。

たくさんの動画の中から、ほんの一部をご紹介します。

キッシュロレーヌの作り方

フランスはロレーヌ地方の郷土料理として知られる、玉子と生クリームでつくるパイ「キッシュ・ロレーヌ」。

パイ生地やタルト生地の器に、卵とナマクリーム、ひき肉やアスパラガスといった野菜たちを加えて、たっぷり盛りだくさんのチーズで焼き上げる料理です。

特に、ロレーヌ風と言われるキッシュには、クリームとベーコンを加えると言われていますが、動画では、カリッカリに焼き上げたベーコンと、バターたっぷりの卵で焼きあげているようですね。

りんごたっぷりの本格タルトタタンの作り方

「タルト・タタン」は、「キャラメリゼ」と呼ばれるフランス料理の手法をほどこされたリンゴをめいっぱいに敷き詰め、タルト生地をかぶせて焼く伝統的なフランスのお菓子。

「キャラメリゼ」というのは、砂糖やバターを具と一緒に絡めることでキャラメル風味に下味をつける手法のことで、フワッと香ばしく甘い香りが漂うリンゴが魅惑の一品です。

ザッハ・トルテのレシピ

「ザッハトルテ」は、オーストリアにある「ホテル・ザッハー」を発祥とするオーストリア式のチョコ・トルテ。

「チョコレートケーキの王様」「古典的なチョコレート・ケーキ」とも言わている伝統的な料理の1つで、チョコレート味のバターケーキに、チョコレートを溶かした「フォンダン(砂糖の衣)」をまとわせた一品です。

動画では、卵やチョコレートを「チャッチャッ」と混ぜ合わせてケーキ部分を焼き上げるまでの様子と、美しい衣をまとう「ザッハトルテ」の様子が描かれています。

思わずお腹も鳴ってしまう?

味覚、視覚、嗅覚だけではなく、聴覚までも刺激する魅惑の料理動画の世界。

「日本料理は目で味わう」

「中国料理は舌で味わう」

「フランス料理は鼻で味わう」

…といった格言もある料理の世界ですが、「耳で味わう料理」というのは人類史上初めての試みかもしれません。

(文章・ライティング:関 林吾)

Twitterの反応

海外の反応


(動画引用・出典:Youtube公式チャンネル「EMOJOIE CUISINE」 – https://www.youtube.com/watch?v=Z7EmK31Eu34)

Anna P「これぞ人生の喜びだわ。エモジョワの動画はハイレベルな音と映像に満ちていて私を幸福にさせる。」

Rebecca Woodward「美しい…そしてたまらなくウマイ!」

Timm Eldevig「最高だね!」

Honey Bumble「食材を切るときの音なんてほんと素晴らしい」

-Lonely Island-「この動画を見た日本人はいったいどんなコメントしてるんだろ?」

Doom Muffinz「おお…ハロー。コメント欄で国際交流だね。」

(引用・出典:Youtubeコメント欄より翻訳 – https://www.youtube.com/)

関連記事

 あなたへのオススメ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA