2018年2月3日

バレンタインデー世界各地の風習…プレゼントと共に交わされる愛の言葉が主役のバレンタインデー

万国共通、恋人たちのバレンタインデー

女性たちからチョコレートを渡し、愛を告白する。

この日本のバレンタインデーのありかたも、徐々に変化しつつあります。

恋する人への告白にとどまらず、大事に思っている家族や友人にごく自然な形でチョコレートをプレゼントするというかたも多いのではないでしょうか。

バレンタインデーチョコレート、日本では切っても切れない関係ですが、世界のバレンタインデー風習はどうなっているのでしょうか。

ヨーロッパのバレンタインデーの風習

フランス・イタリアのバレンタインデー

ラテンの国、イタリアフランスでは2月14日のバレンタインデーはまさに恋人たちの日。

この日ばかりはお互いに仕事も勉強も脇に追いやり、ともに過ごす時間を作ります。

歴史的な建物が並ぶヨーロッパの街は、恋する二人にはおあつらえ向きの舞台。バレンタインデーには、甘やかな雰囲気で散歩するカップルがあちこちで見られるのがフランスやイタリアなのです。

フランスやイタリアでも、素敵なレストランで食事をした最後にプレゼントをする風習があります。

しかし、日本のように女性から一方的に、という慣習はありません。

男性がお返しをする「ホワイトデー」は日本独自のもので、ヨーロッパのバレンタインデーはお互いチョコレートや花束、本や小物などを贈り合います。この日を利用して、宝石を贈りプロポーズをする人も多いのだとか。

恋愛重視のラテンの国らしく、小さな子供がいるカップルもこの日ばかりは子供は親に預けて二人の時間を大事にするのです。

イギリスのバレンタインデー

プレゼントだけではなく、ロマンチックな手紙を贈るのがヨーロッパのバレンタインデーの特徴といわれています。

とくにイギリスでは、心を込めた小さなプレゼントとともに主役となるのは心を込めた手紙なのです。また、まだ思いがかなっていない相手に無記名のロマンチックな手紙を送る風習もイギリスにはあるようです。

ジャズの名曲に「マイ・ファニー・バレンタイン」というタイトルがあるように、愛しい人を「バレンタイン」と呼びかける風習は、古くは15世紀に確認されています。

当時、イギリスのロンドン・タワーに幽閉されていたフランスの王族シャルル・ドルレアンは、愛する妻への手紙に「私のバレンタイン(ma tres doulce Valentinèè)」と書いていたのです。

こうした点から、ヨーロッパでは恋人以外の男性にもチョコレートを送る日本の風習が非常に珍しがられています。

バレンタインデー、その起源とは?

バレンタインデーの起源は非常に古く、古代ローマ時代に「多産」の神を2月15日に祝っていたことがはじまりといわれています。

初期キリスト教時代の法王の一人が、異教の祭日をキリスト教の祭日へと変更したときに、イタリアのテルニの街の大司教であったヴァレンティヌス(バレンタイン)を採用し、なぜか一日早い2月14日を彼の祭日と決めたのでした。

愛の守護聖人ヴァレンティヌスにまつわる愛の伝説

大司教ヴァレンティヌスには愛にまつわる伝説があります。

あるキリスト教徒の娘が、ローマ帝国の兵士と恋に落ちます。娘の両親は、若い兵士と娘の結婚に反対するのですが、娘は重い病気になってしまうのです。

若者は大司教ヴァレンティヌスを愛する女性の枕元に呼び、二人が二度と離ればなれにならないように祈ってほしいと懇願します。

ヴァレンティヌスは若者に洗礼を授け、結婚の儀式を行ったのです。二人はその後まもなく、亡くなったと伝えられています。

死後、聖人に認定されたヴァレンティヌスは、彼が所属していたベネディクト修道会の欧州各地への拡大とともに、愛の守護聖人として最もメジャーな聖人となっていったのです。

世界各地のバレンタインデー まとめ

中世の物語にも登場する愛の聖人バレンタイン、2月14日の愛の日は思いのほか古い歴史があるのですね。

皆さんも、西洋のバレンタインデーの風習にならい、大事な人にチョコレートだけではなく思いを言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。

( 文章・ライティング:cucciola )

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