2018年3月1日

さまざまな形状のパスタ…どんなお味で食べるのが伝統的?

世界中で愛されるパスタ。昨今では、世界中でさまざまな形状のパスタが販売されています。

スパゲッティが好き、ペンネが好き、それぞれ個人的嗜好はあるでしょう。

麺好きの日本人の好みは、圧倒的にスパゲッティをはじめとする「長いパスタ」ではないでしょうか。

しかし、トマトソースやペーストが絡みやすいという理由で「短いパスタ」を贔屓にするかたも少なくありません。

もちろん、パスタの形状とその味付けに厳しいルールはありません。が、慣習というものは存在します。その慣習を、少しばかりご紹介いたします。

鍋の前での決まり文句「どのパスタを茹でる?」

パスタを茹でるための大鍋のなかで、お湯が沸騰しています。

その鍋を前にして、「どのパスタを茹でる?長いの?それとも短いの?」という台詞は、イタリアの家庭でほぼ毎日聞く一句です。

もちろん、個々の好みやその日の気分でパスタの種類を決める、これが原則です。

が、夫婦や親子、友人同士でも揉めるのがこのパスタの好み。

パスタの選択で揉めたときには、「からめるソースが重厚であればあるほど、パスタの厚みや大きさも大きくなる」、これが一応イタリア料理の原則となっています。

「長いパスタ」と味つけ

まず、ミートソースや魚介をベースにしたソースは、「タッリアテッレ」と呼ばれるきしめんのような形状の長いパスタがベスト。

「タッリアテッレ」よりも幅広のパスタ「ラザニェッテ」や「パッパルデッレ」は、イノシシなどのジビエを使用したソース、ポルチーニ茸、クルミ、濃厚なチーズ、トリュフなどボリュームがある食材を味つけとして使用した場合に向いています。

長いパスタの中でもっとも一般的な「スパゲッティ」、それより少し太めの「ヴェルミチェッリ」、中心に穴がある「ブカティーニ」、平べったい「リングイーネ」などの細めのパスタは、トマトやツナ、サルディン、甲殻類と相性良しといわれています。

日本でも人気のカルボナーラは「スパゲッティ」、アマトリチャーナは「ブカティーニ」と食べるのが通常ですが、これも個人の好みによります。

また、家庭で気軽に手早く作ることができるパスタ、つまりニンニクやアンチョビ、唐辛子やケッパーを使用したシンプルな料理にも、細く長いパスタがおすすめ。

「短いパスタ」と味つけ

「短いパスタ」でストライプの溝があるタイプは、濃厚で具材が舌で感じられるソースでおいしくたべることができます。

つまり、挽肉入のトマトソースや刻んだ野菜が加えられた味つけのパスタには、このタイプが向いています。

「短いパスタ」には、ストライプの線がない表面がすべすべのタイプあります。こちらのパスタには、生クリームや卵をベースにしたなめらかさがウリのソースがベスト。

「フジッリ」と呼ばれる螺旋の形状のパスタは、生のトマトのソースや野菜をベースにした味つけで、通常よりさらに短くストライプの線が入った「トゥベッティ・リガーティ」は野菜スープや豆の煮込みと一緒に具材感覚でおいしく食べることができます。

蝶々の形で日本でも人気の「ファルファッレ」や、スパゲッティに次いで日本でもよく目にする「ペンネ」は、実は夏用のパスタサラダに向いています。

「ファルファッレ」はさらに、チーズをたっぷり使ったクリーミーなソースにも登場します。

パスタの両際がななめに切り取られている「メッツェ・ペンネ・リガーテ」は、生のミニトマトや豆をからめた料理としてあっさりと食べるのが伝統的。

シチリアに起源を持つ少し長めの「カサレッチェ」も、豆類と相性が良いパスタです。

応用はお好みで 変わった形状のパスタたち

マカロニのような形の「グラミーニャ」、巻き貝のような「ピペッテ」、ストライプの線入の長く細めのショートパスタ「セダニーニ」などなど、また日本ではあまりお目にかからず、イタリアの一般的な家庭ではあまりお目にかからないパスタも数多く存在します。

こうしたパスタは、あまりルールのようなものも存在せず、それこそ変幻自在に楽しむことができます。スープ、シンプルなソース、具材とニンニクだけの味つけ、いずれとも相性がよいのが特徴です。

レストランでもパスタの種類は好みのタイプにかえて

レストランに行くと、さまざまなソースの種類とパスタのタイプがメニューに記されています。

たとえば「ペンエ・アッラビアータ」と書いてあれば、唐辛子のトマトソースがペンネにからめてありますが、「ペンネをスパゲッティに変えてください」と注文してもまったく問題ありません。

また、今日ご紹介したパスタとソースの「慣習」も、地方や家庭、あるいは料理研究家やシェフによって異なってきます。

ぜひ、ご自分でパスタとソースの最高の相性を見つけてみてください。

( 文章・ライティング:cucciola )

Twitterの反応

海外の反応

(動画引用・出典:Youtube公式チャンネル Bon Appétit 「どのようにして4つの生地から29種類のパスタが形作られるか?」より – https://goo.gl/BftgES)

Tosh T「ブラーヴォ!見事な技術と解説のすばらしい動画だ。」

Sharja Jihan ineedhelp「(パスタの形の一種)カッペレッティはまるで宇宙人のUFOみたいな形だね。」

cloudnosh11「刮目せよ!彼のパスタを形作る技術に!」

Jim Ferdinando「イタリア人の嫁を探す時が来たようだな。」

Cynthia m「動画の彼を見てると、とてもカンタンそうに見えるのにね。」

Chelsey Leigh「動画の彼と結婚すれば、これらのパスタは全部私のものになるのか…。」

Ayesha Rizwan「ウォウ!すげえ技術だ。」

anres1995「すっごい興味深い」

(引用・出典:Youtubeコメント欄より翻訳 – https://www.youtube.com/)

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